ボーイングの異端のレア機「717」に乗ってみた なぜか機内前方に固まる乗客…やべぇ超速ぇぇ!!

日本で導入した航空会社がなく、おもに他国の国内線で運航されていることから、レア機に分類される「ボーイング717」。珍しい形状を持つこの機に実際に乗ってみたところ、機内も独特でした。

いよいよ機内へ!びっくりするのは“スピード感”

 そのような717の機内に入ると、まずシートの配置がほかの単通路機と比べても珍しい特徴的なものであることに気づきます。この機はビジネス、エコノミーの2クラス構成ですが、大多数の割合を占めるエコノミークラスが横2-3列の配置なのです。

 エコノミークラスのシート自体は、短距離便で標準的なモニターやUSBポートなどがない薄型のものですが、緑色のカラーリングが特徴。足元の広さも通常の国内線仕様機とほとんど変わらなさそうです。

 機体が動き出して感じるのは、滑走路まで向かう地上走行時のスピード感です。717は多くのジェット旅客機のようにエンジンが主翼の下に設置されていないことから、翼や胴体の位置が低く設定され、客席からも地面が近く見えます。航空追跡サイト「フライトレーダー」によると、このときの地上走行時の速度は約40km/hだったそう。しかし体感ではもっと速く走っているように感じます。

 その一方でエンジンが胴体後部についていることから、今回予約した前方席は他機にはない静かさが感じられます。客席を見渡すと前方席は埋まっている一方で、後方席はガラガラ。「717は前方が快適」というのを現地の方たちは知っているということでしょうか。

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ハワイアン航空の717の機内(乗りものニュース編集部撮影)。

 離陸滑走を始めるとこの「静かなのにスピード感が凄い」717特有の感覚はより顕著に。飛び上がると風切り音がほかのモデルより如実に聞こえます。エンジン出力を絞る着陸の際にはよりこの静かさが増し、旅客機というよりも、大きなグライダーに乗っているような不思議な感覚を味わえます。

【写真】席も設備も珍だらけ! これがレア機「717」の客室です

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