「ついに入るのか」りんかい線30年ぶりの新車にファン驚き “全く別の車両”思い出す人も
りんかい線の新型車両71-000形の詳細が発表されました。現行車両のイメージを踏襲しつつ最新の設備を搭載、2025年度にデビューする予定です。SNSでは早速、様々な意見が聞かれました。
「りんかる」を彷彿!
東京臨海高速鉄道は2023年11月6日(月)、同社のりんかい線へ2025年度下期から、新型車両71-000形電車を導入すると発表しました。車体の色は現行の70-000形電車を踏襲しつつ、側面には東京湾ウォーターフロントの水辺空間がグラデーションで表現されます。
車両は総合車両製作所(J-TREC)で製造。凹凸を無くした拡幅車体は、いうなれば相模鉄道の12000系電車に近いそうです。車内は解放感を感じられるよう、袖仕切りにガラスを、照明に影ができにくいものを採用。ホームとの段差低減や2画面の液晶ディスプレイ、空気清浄機の設置など、現代の車両らしい装いとなります。
開業から30年を経てようやく導入される新型車両。「ついに入るのか」といった驚きの声をはじめ、SNSで様々な声が聞かれました。
「カッコいい」「可愛い」といった感想には、「りんかい線のキャラクターである『りんかる』を彷彿とさせる」や、「他社と共通の車体でも、塗装でここまで変化をつけられるのか」といったものも見られました。
全く別の車両を思い出す人もいるようです。それは、智頭急行の「スーパーはくと/いなば」として走るHOT7000系。青と白を組み合わせたカラーリングは確かにりんかい線の新型車両にも通じる部分があるほか、特に貫通型の先頭車は四角い形状も相まって、似ている部分もあるかもしれません。
71-000形は今後、2027年度上期中に全8編成(80両)がそろう予定です。
【了】
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