りんかい線「新型車両」入れます!約30年ぶりの新形式でイメージ一新へ 東京臨海高速鉄道に聞いた
2025年度下期から、りんかい線の新型車両が投入される見込みです。従来のイメージを大きく覆しそうな新型車両の詳細について、東京臨海高速鉄道に聞きました。
新型車両「71-000形」を2025年度下期から投入
りんかい線を運営する東京臨海高速鉄道は2023年11月6日(月)、新型車両「71-000形」(ななまん いっせんがた)の概要を発表しました。2025年度下期から営業運転を開始し、2027年度中に8編成80両を導入する予定です。
りんかい線では現在、1995(平成7)年に登場した、JR東日本の209系をベースとした70-000形が使用されていますが、新型車両はそれに代わる車両となります。
新型車両の前面は、70-000形の色調を継承しつつ、「優しい微笑み」を表現したデザインになる予定です。側面のカラーリングは、ホームドアの高さを考慮し、車両腰部から上部にかけて配置。エメラルドブルーのグラデーションにより、東京湾ウォーターフロントの水辺空間を表現するとしています。車体幅は70-000形より150mm拡大されます。
車内はホワイト基調で、車端部がネイビーとなります。座席の端に設置される袖仕切りは、ガラスを用いた半透明のものに。相互直通を行う埼京線・川越線用のE233系と同じく、ドア上部の2画面液晶ディスプレイ、ドア開閉表示灯も備え、列車情報管理装置のシステムや主要電気機器は二重系化されます。
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