ランクル潰し? 黒船BYDがアルファード潰しと一緒に持ってきたSUV ほとんど“戦車”な性能!?

ジャパンモビリティーショー2023で存在感を放っていた中国BYDブースのなかでも、説明らしい説明がなかった謎の大型SUV「U8」――トヨタ「ランドクルーザー」のようなオフロード性能を持ちながら、全く異なる特徴を持っていました。

日本に入れますか??

 また、この「e4 プラットフォーム」は、もう一つの側面も持ち合わせています。実はこのU8とプラットフォームを同じにしながら、車体の形状がまったく異なるエレクトリックスーパーカー「ヤンワンU9」もラインナップしているのです。つまり、このシャシー設計の自由度の高さがあるからこそ、スーパーカーだろうが、あるいはセダンやミニバンであろうが、そのポテンシャルを活かした設計が限りなく広げられるというわけです。

 そして、見逃せないのが緊急時の対応能力の高さです。仮にステアリングやブレーキシステムが故障したとしても、この一輪ずつ制御できるモーターの回転をコントロールして停止させることができるそうです。まさにU8は、オフロードSUVとして、どんな状況下でも自在にコントロールできる能力を身につけているというわけですね。

 ここまでチェックすれば、誰もがU8の強大なパワーを体験したくなりますよね。筆者もBYD本社を訪れた際、このU8にも試乗できるのかと密かに期待していましたが、残念ながら試乗の準備が整っていないということで、用意されたのはU8以外のBYD車のみ。その期待は叶いませんでした。

Large 20231112 01
U8は水陸両用とされている(BYDの動画より)。

 期待値が否応なく高まるU8ですが、その車両価格は一体いくらなのか。聞いて驚きました。なんと中国国内でも100万人民元を超える価格で販売されているそうで、仮にちょうど100万人民元で計算すると、11月8日の時点で約2066万円にもなります。これはなかなか手が出ません。

 これで果たして日本で売れるのか? とも思いましたが、BYDジャパンによれば「今のところ、日本で販売する予定はない」との回答。「あー、やっぱり」と思うと同時に少し残念にも思ったのは正直な気持ちです。とはいえ、近い将来、U8が日本のラインナップに加わり、日本でも存在感を発揮してくれることを期待したいですね。

【了】

【違いすぎるだろ!!】U8と同一プラットフォームとは全く思えないスーパーカー「U9」(写真)

Writer:

茨城県出身。自動車雑誌編集者を経て、フリーランスへ転身。音楽を聴きながらドライブするのが大好きで、それがカーナビやカーオディオ評論を行うきっかけとなった。近年は自動運転に絡むITSの取材活動も力を注ぐ。日本自動車ジャーナリスト協会会員。デジタルカメラグランプリ審査員。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス