え、往復割引きっぷ廃止!? 特急「北斗」「すずらん」オプション券まで… JR北海道

代わりに「えきねっと」限定の割引きっぷへ統一。

Sきっぷ区間には「トクだ値」設定

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789系電車1000番台(画像:JR北海道)。

 JR北海道は2024年春から、特急「北斗」や「おおぞら」などで全車指定席化を実施します。これに伴い、上記特急が運行される区間に設定している「乗車券往復割引きっぷ」「北斗オプション特急券」「すずらんオプション特急券」の販売を終了。インターネット予約サービス「えきねっと」限定の割引きっぷに統一します。

 また、全車指定席となる区間の特急定期券「かよエール」については、商品名を「かよエール+」(かよエールプラス)へ変更。普通車指定席の空席を利用できるほか、乗車日の3日前から追加料金不要で座席指定が可能になります。なお自由席が残る「サロベツ」(旭川~稚内)や「大雪」(旭川~網走)などは「かよエール」のままであり、引き続き自由席を利用できます。

 さらに全車指定席となる区間では、自由席タイプの「おトクなきっぷ」に追加できるグリーン料金券と指定料金券の販売も終了に。代替として、座席の指定をせずに普通車指定席の空席を利用できる「座席未指定券」が導入されます。値段は指定席特急券と同額です。

「えきねっと」では、早く購入するとそれだけ割引額が大きくなる「トクだ値」「お先にトクだ値」が設定されます。なお「自由席往復割引きっぷ」(Sきっぷ)の設定がある区間にも、新規に「トクだ値」が設定されます。値段は、例えば札幌~深川間を「カムイ」で移動すると2620円(無割引の場合:4780円)です。

【了】

【え…!】新規設定「割引きっぷ」値段(一覧表)

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