「年1本だけのバス路線」に奇跡が!? EVバス特別走行 車体デザインにビックリ“あ、紫式部が走ってる!”

春分の日以外で走る日が来るとは!

京都バスのEVバスは“平安時代デザイン”

 京都バスは2023年11月24日、EVバス(電気バス)を導入するとともに、京都の有料道路「嵐山・高雄パークウエイ」でこれを記念する実証運行を実施すると発表しました。

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京都バス「e-アラシヤマ号」(画像:京都バス)。

 EVバスは「e-アラシヤマ号」と称し、嵐山営業所に所属。2023年12月より主に京都市街から右京区方面を運行する予定だといいます。このバスは切り絵作家の望月めぐみさんによる車体ラッピングが施されており、嵐山地域の名勝や源氏物語をイメージしたデザインになっているそうです。

 12月23日(土)には、この導入を記念し、阪急嵐山駅前から嵐山・高雄パークウエイ経由で菖蒲谷池大駐車場(菖蒲谷池停留所)までの運行を行います。京都バスは嵐山・高雄パークウエイを走るバス路線をもっているものの、なんと“年1本”、毎年春分の日に西山高雄から阪急嵐山駅行きの上りのみ運行しています。今回は春分の日以外、しかも反対方向の運行ということでレアな機会となりそうです。

 この日は阪急嵐山駅~菖蒲谷池間を4往復、直行便にて運行。運賃は大人640円です。

 この日は菖蒲谷池大駐車場でスノーピークなどによるアウトドアイベントが行われ、「昨今話題の移動型サウナバス『サバス』(株式会社リバース)の入浴体験」もできるということです。

【了】

【画像】ラッピングデザイン/路線図/「バスがサウナ」車両の詳細ほか

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