廃止で悲鳴のイオンモール羽生線、別バス会社で存続へ 概ね1本/1時間
途中停留所は確定次第、告知へ。
運賃は値上げに?
埼玉県の羽生駅西口~イオンモール羽生間を結ぶ路線バス「イオンモール羽生線」は、運行会社である平成エンタープライズが2023年12月末をもって撤退することに伴い、廃止が決定していました。同線は買い物客のほか病院や工業団地へ向かう人も多く、廃止には地元から困惑の声が聞かれます。
そのようななか、埼玉県などでバスを運行する朝日自動車が、同線を引き継ぐと発表。年明け2024年1月1日(月)から運行予定です。
ダイヤはおおむね1時間に1本。運賃は全線利用の場合、現行から20円値上げの270円となります(子どもは10円値上げで140円)。途中の停留所については確定次第、告知されます。
平成エンタープライズは撤退の理由について、「利用者数の減少、燃料価格や車両費用の高騰により、業績の長期に渡る低迷を脱し切れない状況で運行効率化など図って参りましたが、現在の路線事業を継続する事が困難と判断したため」としつつ、「ご利用のお客様には大変ご不便とご迷惑をお掛け致しますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。長らくご愛顧いただき感謝申し上げます」としています。
【了】
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