ついに間近で見ちゃったよ…「世界一醜い航空機」超異形だった! 見れば見るほど風船チック…その内部とは?

「もっとも醜い航空機」とも称されるほど、良くも悪くも個性的な設計を持つ輸送機「スーパー・グッピー」。今回、その実機を実際に見ることができました。

展示機は1996年までフライト

 胴体上部が大きく膨らんだ、異形のルックスが特徴の4発プロペラ貨物機「スーパー・グッピー」は、とある航空評論家に「もっとも醜い航空機」とも評されたこともあるほど、良くも悪くも個性的な機体です。今回、この実機を見てきました。

Large 20231225 01
アエロスコピア航空博物館の「スーパーグッピー」(乗りものニュース編集部撮影)。

「スーパー・グッピー」は1965年にデビューした4発プロペラ機。全長が43m、全幅が47mの大きさで、旅客機のボーイング377(B-29の民間派生型)をベースにしています。巨大な膨らみは、“中にロケットを収容する”ため。もともと、西海岸で製作した宇宙ロケットを、東海岸の発射場まで輸送する目的で開発されたものです。

 それゆえ同機は大型貨物を積むことが可能で、その貨物室は幅約7.6m、長さ33.8mの貨物を収容でき、機首も110度開きます。

 ヨーロッパの航空機メーカーであるエアバスでは、最初の旅客機モデルである「A300」の製造にあたり、欧州各地で作られた翼や胴体などのパーツを組立工場へ輸送する役割のため、この「スーパー・グッピー」を導入しました。なお、現在のエアバスではその役割を、A330旅客機をベースにした「ベルーガXL」が担っています。

 エアバスの本社があるフランス・トゥールーズにあるアエロスコピア航空博物館には、エアバスで実際に用いられていた「スーパー・グッピー」のうち1機が展示されています。同博物館の公式SNSアカウントによると、展示機は1996年まで、計1万4110飛行時間、6261回の着陸を記録していたとのことです。

「ベルーガXL」は機体の上部が上に開く構造となっていますが、この「スーパー・グッピー」は機首前部が横に開く構造が特徴的です。コクピットの窓の数も「ベルーガXL」より著しく多く、ギラギラとした銀色ベースの胴体が“金属の風船”感を強く引き立てます。

【了】

【写真】ナニコレ!!?? 「世界一醜い航空機」の全貌や内部

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス