新東名に異例の「臨時駐車場」設置へ 東名の工事で行き場を無くすトラック“救済” 夜間のみオープン
確かに土地はある!
異例づくめの新東名「臨時駐車場」
3連休明けの2024年1月9日(火)より、東名高速では清水IC~大井松田IC間でリニューアル工事が始まります。夜間通行止や昼夜連続の車線規制、ルート閉鎖などが行われ、渋滞の発生が予測されていますが、この対策の一環として異例の「臨時駐車場」が新東名高速に開設されます。
臨時駐車場が開設されるのは新東名の「新清水IC」料金所付近の隣接地です。この臨時駐車場は“大型車マスのみ”55台を用意。ETCを搭載した中型車以上が対象(トレーラーは不可)で、普通車や軽自動車は利用できません。
開設期間は1月9日(火)から2月8日(木)までの平日、各日18時から翌8時の14時間オープンします。利用は2時間以内となります。
この期間中、東名高速では清水JCT~富士川スマートIC間の上り線で夜間通行止めが行われ、区間内にある由比PAと富士川SA(それぞれ上り線)が利用できなくなります。このため、迂回路となる新東名のSA・PAで混雑が予想されることから、救済措置として臨時駐車場が開設されます。なお、場内には仮設トイレがあるのみです。
新東名の上り線を利用し、新清水ICで流出して臨時駐車場を利用した場合、2時間以内に上り線へ再流入すれば、高速道路を降りずに利用した場合の通行料金と同額に調整されるといいます。同様の取り組みは、主に休憩施設が少ないエリアで、高速道路外の道の駅を対象に行われていますが、それを応用した形といえます。
なお、新東名では12月25日に清水PAの駐車マスが拡充されたほか、1月9日からは駿河湾沼津IC上り線の駐車マスも増設されます。こちらも合わせて利用してほしいということです。
【了】
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