さいたま市街地に「新トンネル」まもなく開通! 埼京線つらぬく新道路の全貌 “食い違うバイパス”同士がつながる日は

さいたま市の中心に近い市街地で、新しいトンネルを含めた道路がまもなく開通します。周辺の道路状況も大きく変わりそうですが、この道路は将来、同じ国道なのに“場所が食い違っている”という2つのバイパスをつなぐ存在になります。

国道463号バイパスをつなぐ「道場三室線」一部開通へ

 住宅が密集するさいたま市の市街地で、新しいトンネルを含む道路がまもなく開通します。これにより、市街地の交通状況が大きく変わるかもしれません。

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埼京線の高架を貫く新道路、道場三室線。その先に西堀日向トンネルが見える(乗りものニュース編集部撮影)。

 新たに開通するのは、さいたま市が整備を進める都市計画道路「道場三室線」の約1.2km区間です。

 この道路は、越谷市方面とさいたま市をつなぐ東西道路、国道463号「越谷浦和バイパス」(通称「うらこし」)の延長線上にあります。現在は埼京線 南与野駅の南側で途切れている道路ですが、埼京線を越え、小高い丘を貫く「西堀日向トンネル」を経て、国道17号「新大宮バイパス」まで4車線の道路が延伸します。

 さいたま市建設局によると、2023年度中の開通予定とのこと。ただし、材料調達の遅れなどから、開通時は暫定2車線で、ひと月ほど後に4車線供用の見込みだそうです。

 この区間が開通すると、周辺の交通状況、特に市街地で渋滞が著しい国道17号(中山道)の現道が変わりそうです。

 国道463号は、国道17号現道から東へ「越谷浦和バイパス」、西へ「浦和所沢バイパス」(通称「うらとこ」)がそれぞれ延び、埼玉の主要な東西軸を構成していますが、両バイパスは17号との接続点がズレています。両バイパスを行き来するのに、北浦和駅前の狭い国道17号(国道463号との重複区間)を一部経由しなければならないのです。

 しかし、道場三室線が道幅の広い新大宮バイパスまで延びることで、「うらこし」「うらとこ」の“食い違い”状態はあるものの、国道17号現道を通る必要はなくなります。これにより「うらとこ」など周辺道路の混雑緩和も見込まれているほか、首都高と並行する新大宮バイパスから、幹線道路が越谷方面へ直通する意義は大きいでしょう。

 ちなみに、道場三室線は新大宮バイパスの西側も整備が進められています。最終的には桜区役所から北上し、荒川に架かる羽根倉橋の東側で「うらとこ」に接続する見込み。さいたま市によると、ここまでつながった場合、国との協議を経て、道場三室線が国道463号の“本線”になる可能性もあるといいます。

【了】

【これは効果デカい!】越谷~新大宮バイパス直結「新道路」の概要(地図/写真)

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