ロシア黒海艦隊に「さらなる脅威」!? フランス巡航ミサイルが「40発」追加供給へ 損傷与え続けた必殺兵器
黒海艦隊相手に効果を発揮。
2月にはマクロン大統領がウクライナへ訪問へ
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は2024年1月16日、巡航ミサイルのSCALP-EG(イギリスのストーム・シャドウと同型)40発を、新たに供給すると記者会見で発表しました。
これは、大統領官邸であるエリゼ宮で行われた今後の政権運営に関しての会見で明らかになったもので、ロイター通信のよると、マクロン大統領は「今後数週間以内に約40発のSCALP-EGミサイルと数百発の爆弾が配備されるだろうと」と述べたそうです。
また、マクロン大統領は「われわれはさらに多くの装備を供与し、ウクライナの空を守るために必要なものを支援するつもりだ」とも話し、詳細は2月にマクロン大統領自身がウクライナに訪問し決定すると明かしたようです。
ウクライナ「SCALP-EG/ストーム・シャドウ」は既にイギリスとフランスが数十発を供与しており、同ミサイルを発射できるように改造されたSu-24Mに搭載し、使用されています。
詳細な戦果こそ公表されていませんが、クリミア北部と本土側のヘルソン州を結ぶチョンガル橋攻撃に使用されといわれているほか、キロ級潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」、ロプーチャ級揚陸艦「ミンスク」といった、ロシア黒海艦隊所属艦艇の多くを撃破、または損傷を与えたのは「SCALP-EG/ストーム・シャドウ」である可能性が高いとされています。
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