埼玉高速鉄道「岩槻延伸」に動きアリ 早期実現のため“手順を逆に” ただ建設費は大きく増額
鉄道・運輸機構と埼玉高速鉄道に技術支援を要請へ
市は、延伸計画の深度化に向けて、整備計画や収支計画、運行計画に課題があるとしています。延伸の早期着手を目指す上では、計画内容の精査を鉄道事業者が速やかに実施することが極めて重要だとして、それを前倒しすることで、関係機関との協議をより効率的に実施できるとしています。
取り組みを確実に実施するため、市は鉄道・運輸機構と埼玉高速鉄道に技術支援を要請する予定です。2024年1月下旬に要請し、4月以降に委託契約を締結する見通しです。
これまでの検討手順では、鉄道事業者への事業実施要請を行ってから整備計画や収支計画、運行計画の精査を行う予定でした。来年度以降は、これらの計画の精査を前倒しで行い、その後鉄道事業者への事業実施要請を行う流れに変更となる見込みです。
【了】
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