「南北線延伸」いよいよ加速へ!「品川工区」着工に向けた動きが本格化
工事に向けた動きが本格化しています。
南北線の分岐線「品川工区」の施工会社を選定へ
東京メトロ南北線の分岐線(品川~白金高輪間)の延伸工事に向けた動きが本格化します。東京メトロは2023年12月18日(月)、関連工事となる「7号線品川工区土木工事」を一般競争入札で公告しました。今後、施工会社の選定を経て着工となる予定です。
南北線の分岐線は、白金高輪~白金台間から分岐する約2.5kmの新線を建設し、南北線を品川駅へ乗り入れさせる計画です。2022年3月に東京メトロを事業主体として鉄道事業許可を取得しています。
起点となる品川駅は、高輪口(西口)を通る第一京浜(国道15号)の直下に設ける計画です。京急やJRの駅構内からは若干離れる位置になります。
今回公告された「7号線品川工区土木工事」は、品川駅周辺の港区高輪4丁目における開削トンネル工事(掘削量22万立方メートル)で、工期は101か月間となります。
南北線の延伸工事をめぐっては、2023年8月に「7号線白金工区土木工事」も公告されています。この工事は白金工区における開削トンネル工事(掘削量1万2000立方メートル)となり、工期は132か月間の予定です。
分岐線の整備により、六本木や赤坂などの都心部と、リニア中央新幹線の始発駅となる品川駅とのアクセスが大幅に改善します。品川~六本木一丁目間の所要時間は、現状の約19分から約9分に短縮される見込み。2030年代に開業する予定です。
【了】
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