国道20号の災害対策に「道志みち」大抜擢!? 都留~道志~相模原の「第2ルート」強化中
バイパス工事も進行中です。
中央道に並行する「国道413号」
山梨県は2024年1月29日(月)、7回目となる「東京~山梨・長野 交通強靱化プロジェクト」の会議結果を発表しました。
この会議は、山梨県と東京・神奈川方面のネットワークを災害に強くするため、複数自治体と事業者をまたいで方針を確認するものです。2019年の台風で県境区間が大規模に寸断され、複数の交通機関が同時に麻痺したのを教訓としています。
その中で道路の強化として、高速道路では中央道、一般道では国道20号で災害対策を行うほか、代替ルートを確保するため、南側で並行する「国道413号」(道志みち)も強化していく構えだとしています。
すでに2020年には山梨県と相模原市とで国道413号を強靭化していくための連携協定が結ばれ、狭隘部をトンネルでショートカットする「道志バイパス」が建設中です。
さらには、国道413号の道志村から、都留市内へ直結する県道「都留道志線」も、災害防除工事が進められます。ヘアピンカーブ連発で急勾配の狭い峠道ですが、大月~相模原の第二ルートの一部として確保していく構えです。
国道20号でも2022年4月、大月市内で「大月バイパス」が全通しています。
【了】
コメント