「M1A1エイブラムス」ウクライナで初めて撃破される!? 攻撃には露新型ドローン使用の可能性も
自爆ドローンによる攻撃か?
ロシア製の自爆ドローン「ランセット」使用の可能性
ウクライナ軍が前線に投入したと発表したM1A1「エイブラムス」主力戦車が1両撃破された可能性があることが、2024年2月26日にロシア軍関係者の投稿した画像により明らかとなりました。
アメリカから2023年9月に供与されたM1A1は、第47機械化旅団に所属する車両がアウディイウカ近郊での戦闘に投入されたとの情報が出ており、2024年2月23日にはウクライナ国防省が実際に最前線で動いている映像を公開しました。
撃破されたとされる車両は、ドローンによる攻撃を受けたと思われます。ロシア寄りの軍事ブロガーなどの話によると、ロシア製の自爆ドローン「ランセット」が動きを止めたあと、対戦車ミサイルで撃破したと予想されています。
「ランセット」に関しては、2023年11月に入ってから大幅な改良が加えられているとみられており、最新型が射程、追跡能力などが強化されているほか、二重の弾頭であるタンデム弾頭を装備しています。そのため、対ドローン用の屋根(コープゲージ)やスラットアーマーに先駆弾頭が止められたとしても、残った主弾頭が標的まで到達してしまいます。
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