東名ICに近い“3本目の橋”9日ついに開通! 静岡「富士川かりがね橋」完成で国道&県道の渋滞緩和に期待

富士川に架かる新しい橋「富士川かりがね橋」が2024年3月に開通します。

「富士川かりがね橋」開通へ

 静岡県富士市で、県道396号富士由比線「富士川かりがね橋」が2024年3月9日15時に開通します。

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富士川かりがね橋の完成イメージCG(画像:静岡県)

 現在、富士市の平野部では、富士川に架かる一般道の橋は、県道396号の現道の「富士川橋」(旧国道1号、河口から4.5km)と、国道1号富士由比バイパスの「新富士川橋」(同1.5km)のみです。

 そのため、川を渡るクルマで2本の橋は朝夕を中心に混雑しており、特に上流側の富士川橋は慢性的に渋滞しているといいます。

 富士川橋のさらに上流に架かる富士川かりがね橋(長さ742m、河口から6.0km)は、この渋滞緩和をはじめ、川を挟んだ東西地域の交流促進、緊急輸送路の確保などを目的に、2002年度から県と富士市が連携して整備を進めてきました。

 橋は幅12.5mで、車道2車線(片側1車線)と北側に幅4mの歩道が整備されます。橋の開通により、東側は市立岩松中学校付近、西側は木島交差点で、川岸を走る県道にそれぞれ接続します。

 また、西側は東名高速の富士川スマートICに近いため、東名への新たなアクセスルートとしても使えます。

 富士川かりがね橋の開通に対して、SNSでは「ついに開通するんですね」「待ってましたー」「開通が待ち遠しい」「めっちゃ便利になる」など、心待ちにしている投稿が多くありました。

 なお、橋名の「かりがね」は江戸時代、川東岸に建設された堤防「雁堤(かりがねづつみ)」にちなんだものといいます。

【了】

【地図】富士川かりがね橋の位置を地図で見る

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