東北中央道の未成区間「新庄金山道路」どこまで進んだ? 山形の北端 想定以上の石に工事難航
新庄真室川IC~金山ICの5.8kmですが…。
開通時期は延期された
山形河川国道事務所が、2024年2月末時点における新庄金山道路の事業進捗を公表。同道路は、新庄真室川IC(新庄市)から金山IC(仮称:金山町)までの5.8kmを結び、さらに前後区間の高規格道路と接続することで、将来的には東北中央道を構成します。
区間では、3か所の橋梁と1か所のトンネルを建設中です。トンネル(仮称:金山第一トンネル)は掘削段階。なお、当初は2025年度の開通が予定されていましたが、工事で想定以上の石が出てしまい、その処理に時間がかかることから、時期は見直されています(未定)。
途中には1か所のIC(仮称:金山南)が設けられる予定です。現在は同道路のほか金山道路、真室川雄勝道路、横堀道路の区間が建設中であり、全て開通すると福島県相馬市から福島市、山形県米沢市や山形市、新庄市などを経て秋田県横手市まで至る、延長約268kmの自動車専用道路(東北中央道)となります。
【了】
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