ロシア軍の進撃ペースが鈍化?「激戦地での大損害」が影響か 英国防省が指摘

装甲車両を大量に喪失したことが響いた?

アウディイウカ攻略戦での多大な損害が影響

 イギリス国防省は2024年3月21日、ロシア軍がウクライナ東部のドネツク州での作戦に注力しているものの、進撃ペースは直近の数週間で鈍化していると発表しました。

Large 230731 norimono 01

拡大画像

ロシア軍のT-72戦車。ロシア軍はアウディイウカの戦いで大量の装甲車両を失った(画像:ロシア国防省)。

 同国防省によると、ロシア軍はドネツク市の北西に占領地を拡大しようとしており、複数の村落で戦闘状態にある可能性が高いとのこと。ロシア軍は僅かな戦果を上げた一方、激戦となったドネツク州のアウディイウカ攻略作戦で多大な損害を被ったため、進撃速度が遅くなっていると指摘しています。

 ただ、ウクライナ軍も兵員や軍需品の不足により、陣地を保持する能力が制限されているため、戦況は依然として不安定な状況にあるとの見解を示しています。

【了】

【画像】え...激戦地で味方の戦車に乗り上げた状態で撃破されたロシア戦車

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。