東急初の長~い“連節バス”ごくフツーの住宅街路線に登場 「ここ曲がるの!?」驚きの連続だった!

東急バス初となる連節バスがまもなく運行を開始。全長約18mの巨体が走るのは、横浜のごく普通の住宅街路線です。しかし、その“ごく普通の路線”に導入することこそが、なかなかのチャレンジになりそうです。

住宅街で「ド迫力の左折」が!

 連節バスは多くの場合、都市部の広い幹線道路を走る基幹的な系統として導入されていますが、今回は駅と住宅街を結ぶ「いつものバス路線」です。その環境に連節バスを走らせることこそが、ある意味、異例の取り組みといえます。

 まず青葉台営業所から青葉台駅までの回送ルートは1本道ですが、その「環状4号線」はとにかく交通量が多く、バスもダンゴ状態で連なって走る、狭い2車線道路です。しかもアップダウンが多く、全長18mの巨体で坂道発進を頻繁に行うことになります。

 青葉台駅を出発後も長い坂道が続きますが、住宅街のルートは環4よりも余裕がありそうな2車線道路です。各バスベイは、連節バスが収まり、その横を一般車が通り抜けられるように拡張されているとのこと。

 ただ、その住宅街の整備された道路の先に“難関”があります。日体大方面へと曲がる「すみよし台電話局前」交差点です。ここは90度よりも鋭角な右左折が必要な交差点となっていて、日体大方面へ右折するとすぐ急な下り坂になり、道は一気に狭くなります。

 反対に青葉台駅方面へ左折する際はもっと進入角が鋭角です。坂道発進、さらに曲がったらすぐにバス停という状況で、左折の際は交差点の反対側近くまでいったん直進し、そこから一気にハンドルを切っていきます。

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東急バス「タンデムライナー」(乗りものニュース編集部撮影)。

 この交差点は、左折した先で停止している対向車に接触しないよう、停止線の位置を下げたそうです。クルマを運転する際は停止線の位置を越えないよう意識すべきポイントでしょう。

 今回の試乗会では、連節バスの「一般路線バスと変わらない走行性能」が披露されましたが、それでも一定の習熟を要する環境であることは間違いないでしょう。逆にいうと、この「普通のバス路線」での運行は、連節バスの導入条件をより拡大させるひとつの契機になるかもしれません。

【了】

【中身も電車と同じ!?】東急初の「連節バス」&「走行ルート」(地図/写真)

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