ANA「国内線次世代フラッグシップ」ついに就航! 「胴体超長~い787」、どんな特徴が?
客席ももちろん、最新です!
2クラス429席を設置
ANA(全日空)が2024年3月27日より、同社が国内線「次世代フラッグシップ」と称する新型機、ボーイング787-10国内線仕様機の運航を開始しました。その初便となったNH59便(羽田→新千歳)が同日12時前、新千歳空港に到着しています。
787-10は、787シリーズで最長胴(全長68.3m)の長さを持つ最新モデル。ANAではこのモデルを2019年より導入していますが、これらはすべて国際線仕様機でした。今回運航を開始した国内線仕様機は、現在ANA国内線で運航されているボーイング777シリーズの後継機としての導入となります。
客席は2クラス429席。客室仕様はANA国内線最新のものとなり、全席に大型モニター・USBポート・電源コンセントを備えた座席が設置されています。
上位クラスの「プレミアムクラス」は28席で、国内線最大クラスの座席幅(56センチ)を持つとのこと。401席設けられた普通席は、国内線最大という13.3インチの最新薄型パーソナルモニターが設置されているのが特徴です。
787-10国内線仕様機の就航初便となったNH59便には416人の乗客が搭乗。到着地の新千歳空港ではその折り返し便であるNH62便を対象に、スタッフによる見送りなどのイベントが実施されています。
なお、今後787-10国内線仕様機は現在2機体制で、今後は機数も増える予定。これらは、羽田~新千歳線、福岡線をはじめとする国内幹線を中心に投入される予定です。
【了】
コメント