超特異ルックスな「NASAの激レア機」どんなもの? パイロットも超過酷!? 機齢も超エグい!!

NASAでは、 その特異なルックスもさることながら、世界でも3機しか運用されていないレア機「WB-57」を保有しています。この機体はどのようなものなのでしょうか。

特殊すぎる「WB-57」実は日本で披露されたことも

 その対策として、パイロットは宇宙服のように与圧機能を備えた特殊なフライトスーツを着用し、飛行前から純酸素を吸入することで血液に溶け込んだ窒素を排出して減圧事故に備えています。これはWB-57のほかにも、高高度から他国上空を偵察するのが主任務のSR-71やU-2といった戦略偵察機でも、同様な手順を踏むと言われています。

 NASAでは、このWB-57を1970年代初頭より運用していますが、いまや「キャンベラ」シリーズの中では、最後の現役機となっています。ちなみに、そのうちの1機は2022年、青森県の三沢基地で開催された航空祭で地上展示され、大きな注目を集めました。

 観測に使用されるWB-57には、広い波長帯域の赤外線画像を撮影する特殊なカメラが搭載され、太陽コロナの画像データが収集される見込みです。NASAではここで得られたデータを基に、太陽放射に関する詳しい分析を行うと見られます。また、NASAでは今回の日食に続いて2026年の日食でも、同様な観測を計画していると発表しています。

【了】

【写真】横幅長すぎ! これが「NASAの激レア機」全貌です

Writer:

航空評論家、各国の航空行政、航空機研究が専門。日本オーナーパイロット協会(AOPA-JAPAN)元理事

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