東京九州フェリーに“新日本海フェリー”見参!? 助っ人運用の「すずらん」に乗船 航路が違うとサービスも豪華に!?
充実しすぎの船内設備を一挙紹介
テラスは風切り音も小さく、扉を閉めれば室内は静か。当日はやや荒れ模様でしたが、大型船だけに振動はそれほどありませんでした。
同船には、風呂がユニットバスである以外は「スイート」と大差ない2人用個室「ジュニアスイート」、旅館の和室風でテラス・ユニットバス付き2人用個室「デラックスA和室」、洋室のテラス・ユニットバス付き2人用個室「デラックスAツイン」、2段ベッドで上段が折りたためるトイレ付き4人用個室「ステート」、2~3名用でトイレ付きの「ステート和室」、2人用でトイレ付きの「ステートAツイン」、ペットと過ごせるトイレ付き2人用個室「ステートウィズペット」、窓はない代わりにテレビがあり、プライバシーも保たれる1人用個室「ツーリストS」、ロールカーテンで個別に仕切られた解放船室「ツーリストA」があり、接客設備は盛りだくさんです。
以前は内側からしか鍵がかけられなかった「ツーリストS」が外鍵付きに改められるなど、「すずらん」は2012(平成24)年進水のフェリーながら、現在でも改良が続けられています。
ほかにも船内にはスポーツルーム、マッサージコーナー、ビジネスコーナー、ゲームコーナー、ショップ、大浴場、フォワードサロン、コンファレンスルーム、チルドレンルーム、アミューズボックス、自販機コーナー、カップ麺コーナー、ランドリーといった設備があります。
特筆すべきは供食設備の豊富さで、「すずらん」では夜食、朝食、昼食、夕食と4回営業するレストランに加え、昼間時に営業するカフェ、そしてコース料理を提供する特別食堂「グリル」があります。さらに甲板でバーベキュー(船内予約制)も提供されますから、実質4つも供食設備があることになります。なおドライバー向け食堂もあるそうです。
全部でどれくらいの費用がかかったのかも気になりました。