「乗り心地が良くなってしまうなんて……」日本唯一「カーレーター」の座席が“改善” 惜しむ声続々!?

6000系電車のシートに更新されました。

“乗り心地の悪さ”がウリでしたが…

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須磨浦公園駅~須磨浦山上遊園間を結ぶ「カーレーター」(画像:須磨浦山上遊園)。

 神戸市須磨区にある須磨浦山上遊園の公式X(旧Twitter)が2024年4月20日、ふもとの須磨浦公園駅とを結ぶ乗りもの「カーレーター」について、座席シートを山陽電車の6000系にバージョンアップしたと投稿しました。「カーレーター」とは「カー(車)」と「エスカレーター」をあわせた造語で、急斜面を上り下りするベルトコンベアに搬器が載っています。すでに60年近く稼働しており、日本国内では唯一の乗りものであることに加え、“乗り心地の悪さ”もウリです。

 須磨浦山上遊園によると、1月から約1か月かけてメンテナンスを行ったとのこと。そして「座り心地は良くなっております」としています。ただし、ガタガタ感はあまり変わっていないともしています。

 カーレーターは乗った直後が特に揺れます。体が浮くほどの縦揺れですが、勾配に入ると安定走行となるため、終始激しく揺れているわけではありません。乗車時間は2分弱です。

 投稿へは、「荷物気分を味わえる乗りものだ」「乗り心地が良くなってしまうなんて……」「複雑な気分」「プラスチックの椅子が……」といった、むしろ悪かった乗り心地を惜しむ声が聞かれました。

【了】

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