金沢のスーパー一般道“最後のボトルネック”解消へ! 「山側環状」最終トンネル24年度工事着手 能登までスイスイあと少し!
最後のヤマに挑むぞ!
金沢「山側環状」4車線化の最終段階へ
国土交通省 北陸地方整備局は2024年4月、今年度の当初予算により「新たなステップに進む道路事業」を発表しました。その一つとして、金沢市の外縁部を結ぶ環状道路の一部、国道159号「金沢東部環状道路」が挙げられています。
金沢の外縁部を1周する幹線道路として計画されている外環状道路は、国道8号を境に「山側幹線(山側環状)」「海側幹線(海側環状)」に分けられ、山側環状は2006(平成18)年に全線開通済み。そのうち、国土交通省が信号のない立体道路として整備した9.4kmが「金沢東部環状道路」の区間です。
ただし暫定2車線で開通したため、4車線化が進められてきました。そして今回は、2024年度に「森本トンネル」の工事に着手することが発表。
同トンネルは、最後の暫定2車線区間である月浦町(北陸道 金沢森本IC)―梅田町間(2.1km)にあるトンネルで、既存トンネルに並行してもう1本をつくって4車線化します。全線4車線化を達成するうえで最大のヤマ場といえる工事です。
ここが開通し、金沢東部環状道路の全線が4車線化されると、北陸道からはもちろん、金沢市街から国道8号「津幡バイパス」を介して「のと里山海道」まで4車線で信号のない立体道路が直結。さらに能越道を介して奥能登へと高規格道路が通じます。
※誤字を修正しました。
【了】
コメント