メッキマシマシ、これぞプロ仕様! 大型トラック「スーパーグレート」公道デビュー目前モデルの存在感がスゴイ! 三菱ふそう
ショーモデルから「実用品」にイメージチェンジ
展示ブースのスタッフに聞くと、昨年は世界初公開ということもあって、ブランドイメージや新しいデザインをアピールするためにデモカー的なビジュアルを意識したとのことでした。
一方、今回の「ジャパントラックショー2024」では、販売開始が間近にせまったことで一般ドライバーや企業が実際に利用することを念頭に置いたデザインにしたのだとか。メッキパーツの装着についても、昨年の初公開以降、多くの要望がユーザーからあがってくる中で、現行モデルのような各種アクセサリーパーツをメーカー純正品として用意したといます。それらを装着したのが今回の姿だと話していました。
すなわち今回の展示車両は、イベント用のデモカーではなく、実際にドライバーやオーナーの好みによってドレスアップされ、市販車として路上を走るときの姿に近いものだといえるでしょう。
展示車両のフロント周りには、コーナーパネルや窓のモールティングが施され、さらにグリル部分に装着された「FUSO」の文字のフチ部分は、いわゆるエンブレムイルミネーションと呼ばれるライティング仕様になっていました。
会場では、アクセサリー専用のカタログが車両用のものとは別途配布されていましたが、それを見ると、メッキパーツだけで20種類以上もあります。
運転席の内装もコンソール部分に柄を入れる装飾(展示車両ではクラッシュカーボン&ゴールド柄)が施され、天井部分には色調変更が可能なLEDルームランプが装着されていました。
スタッフのハナシによると、この最新モデルの出荷時期については夏頃になるそうです。その頃には細部が異なるさまざまな「スーパーグレート」を公道で見かけるようになるでしょう。
【了】
Writer: 布留川 司(ルポライター・カメラマン)
雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info
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