また売れたぞ! 韓国製兵器 ルーマニアが大量採用へ トップセールスが結実か

採用国は10か国に

 ルーマニアメディアによると、契約内容はK9自走砲54両のほかに派生型のK10給弾車36両とのこと。前者は18台が韓国からの完成車輸入で、残りの36両がルーマニアでのノックダウン製造になるそうです。また契約には予備砲身27基、砲弾(榴弾、発煙弾、照明弾、訓練弾)1万8000発、音源位置評定装置、気象観測装置なども含まれるとしています。
 
 また韓国メディアによると、契約金額は推定で9億2000万ドル(日本円で約1380億円)にのぼるのではないかとしています。

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韓国陸軍のK9 155mm自走榴弾砲(画像:大韓民国陸軍)。

 K9自走砲は、これまでにトルコ、フィンランド、インド、ノルウェー、エストニア、オーストラリア、インド、エジプト、ポーランドに採用されています。今回のルーマニアで採用国は10か国を数えるまでになっており、現地でのライセンス製造を含めた総生産数は2000両近くまで増えるものと推察されます。
 
 なお、ハンファエアロスペースは、東欧や北欧での採用国が増えたことを鑑み、2024年1月にはポーランドにサポートセンターを設立することを決めています。

【了】

【弾の補充はこんな感じ】K9の相棒「K10給弾車」給弾作業の様子(写真)

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