また売れたぞ! 韓国製兵器 ルーマニアが大量採用へ トップセールスが結実か

ヨーロッパ標準の装軌式自走砲になる可能性も

トルコやインド、オーストラリアも得意先

 韓国国防部は2024年6月19日、ルーマニアが推進する新型自走砲調達プロジェクトの優先交渉相手にハンファエアロスペースのK9「サンダー」155mm自走榴弾砲が選ばれたと発表しました。
 
 説明によると、これは2か月前の4月下旬に行われた首脳会談の結果であるとしています。このとき韓国からユン・ソンニョル大統領やシン・ウォンシク国防部長官がルーマニアを訪れ、同国のクラウス・ヨハニス大統領やアンヘル・トルヴェル国防大臣と会談しています。

 今回、改めてシン・ウォンシク国防部長官がルーマニア入りし、再びアンヘル・トルヴェル国防大臣と会談、ハナシを詰めた模様です

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韓国陸軍のK9 155mm自走榴弾砲(画像:大韓民国陸軍)。

 ルーマニア国防省は昨年(2023年)、新型自走砲54門を購入するための選定プロジェクトを開始しています。第1ラウンドでは、前出のK9のほかに、ドイツのPzH.2000、トルコのT-155(K9の派生型)の3車種が選ばれ、その後行われた最終選定で、K9に決まっています。

 ルーマニアがK9に決めた背景には、コストパフォーマンスの良さだけでなく、高い市場占有率も影響したと韓国メディアは報じています。

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