あまりにバイクが多すぎる!! 「バイクの滝」からの「バイクの水たまり」 実際に“囲まれてみた”!
「バイクの滝」を見る方法は?
ところで、今ほど「バイクの滝」が有名になる以前、このラッシュを全く知らなかった筆者は、民権西路を無邪気にレンタカーで自走したことがあります。
結果、クルマの全方位をバイクに囲まれる格好となり、クルマのウインカーを出しても後方から続々とバイクが容赦なく直進してきます。無数のバイクが連動して「お前、曲がらせないぞ!」と阻んでいるように感じられるほどで、怖くて右左折できず、そのまま直進し続けるしかできなかったという苦い経験があります。
さて、気になる「バイクの滝」および「バイクの水たまり」付近の見学の方法を紹介します。「バイクの滝」を見られるのは平日の朝8時前後。MRT(地下鉄)大橋頭で下車し、地上に出てすぐに民権西路の西方面に目をやれば、車列がバイクに囲まれる「水たまり」を確認することができます。
オススメの撮影スポットはそこから少し西、バイク専用路の坂の下にあたる民権西路と延平北路の交差点付近です。「バイクの滝」を真横にしての撮影を楽しめることでしょう。
また、「バイクの滝」付近の民権西路にはいくつかの食堂が連なっています。ここで「バイクの滝」「バイクの水たまり」という台湾らしい景色を眺めながらいただく朝食もまたオツなものかもしれません。
【了】
Writer: 松田義人(ライター・編集者)
1971年、東京都生まれ。編集プロダクション・deco代表。バイク、クルマ、ガジェット、保護犬猫、グルメなど幅広いジャンルで複数のWEBメディアに寄稿中。また、台湾に関する著書、連載複数あり。好きな乗りものはスタイリッシュ系よりも、どこかちょっと足りないような、おもちゃのようなチープ感のあるもの。
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