なぜ新幹線に「600系」存在しない? 500系と700系のあいだの「なるはずだった車両」とは 

新幹線の車両は0系から始まり、以降は100刻みで形式の数字が振られてきました。ただ、600系だけが存在しません。500系と700系の間には「そうなるはずだった」車両がありました。

「100」から「800」までで唯一存在しない「600」

 新幹線初の最高速度300km/hによる営業運転を行った500系、「ドクターイエロー」や「ひかりレールスター」のベースになった700系、そのどちらもが、あと数年のうちに本格的な引退が始まる見込みです。 ところで、500系と700系のあいだ、「600系」は存在しなかったのでしょうか。

 歴代の新幹線車両は0系から始まり、以降は100系、200系、300系と、100刻みで形式の数字が振られてきました。こうした100刻みの形式名をもつ新幹線は次の通り。

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500系新幹線(画像:写真AC)。

・100系:東海道・山陽新幹線、1985(昭和60)年から2012(平成24)年まで
・200系:東北・上越新幹線、1982(昭和57)年から2013(平成25)年まで
・300系:東海道・山陽新幹線、1992(平成4)年から2012(平成24)年まで
・400系:東北・山形新幹線、1992(平成4)年から2010(平成22)年まで
・500系:東海道・山陽新幹線、1995(平成7)年から
・700系:東海道・山陽新幹線、1999(平成11)年から
・800系:九州新幹線、2004(平成16)年から

 ちなみに900番台は、高速試験車など事業用車両に割り当てられています。700系をベースにした現行「ドクターイエロー」も923形です。3桁台の形式名では唯一、「600系」だけが欠番となっているのです。

【画像】実在した!これが「600系」になるはずだった車両です

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コメント

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1件のコメント

  1. どっちかってぇと1100系以降の名前が付けられないことの方が謎だよ