「最も盗まれた車種」ランキングにビックリ!? 「まさか!」の意外な2車種に驚きの声「捕まえて!」 警察庁発表
まさか!クラウンより盗まれてる!?
今すぐ保管方法を見直した方がいい!? 驚きの「盗まれやすい車種」
警察庁が2024年7月、「令和6年上半期における車名別盗難台数の状況」を発表。この結果にSNSで驚きの声が寄せられています。
最も盗難件数の多かった「ランドクルーザー」を皮切りに、ワースト10はほとんどがレクサスを含むトヨタ車ですが、その中でワースト7位にダイハツ「ハイゼット」、10位にスズキ「キャリイ」が入っていたのです。ハイゼットは前年同期と同様に、レクサスLSやクラウンよりも多く盗まれているようですが、軽トラックか軽バンかは明らかになっていません。
車種名別の盗難件数は、日本損害保険協会も「自動車盗難事故実態調査」という形で毎年発表しており、そのランキングではここ数年、ハイゼットとキャリイはワースト10位に入っていません。
警察庁のランキングには、「キャリイとハイゼット」「リストを拝見、まさか!私も気を付けますハイゼット!」など、軽トラ2車種がラインクインしたことに驚きの声が寄せられています。他方、「捕まえて下さい」「警察は何をしとるのだ」など、しばしば話題になる自動車盗難の問題にいら立つ声も。
なお、日本損害保険協会のランキングは、「調査期間内に自動車盗難事故が発生し、保険金の支払いを行った事案」が対象です。これに対し警察庁の発表は、盗難台数について「盗難等車両手配がなされた車名が明らかな車両であり、未遂等を含まないため、犯罪統計における自動車盗難認知件数とは異なる」と説明されており、定義が異なります。
ただし、日本損害保険協会の2023年のランキングでは、スズキの軽バン「エブリイ」がワースト7位に入っています。いずれにせよ、仕事で使う手軽な軽トラや軽バンでも油断ならないようです。
警察庁は「最近の傾向と対策」として、次のように注意喚起しています。
・自動車盗難においては、新しい年式の車のほか、西暦2000年以前に製造された古い型式の車が盗まれることもあります。
・また、普通乗用自動車や軽四乗用自動車のほか、小型トラック、中型トラック、大型トラックを狙った犯行も発生しています。
・工具等でドアロックを解錠後、「キープログラマー」等の特殊な機器を用いて鍵を複製する等の手口が確認されているため、ハンドルロックやホイールロック等の盗難防止機器を活用しましょう。
・その他、防犯ステッカーの貼付やセンサーライト、防犯カメラの設置など、複数の対策を組み合わせた複合的な防犯対策を講じましょう。
【了】
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