都県境の急坂“完全消滅”からさらに激変!? 多摩-川崎の新ルート開通へ “ジャイアンツの街”を貫く

東京・神奈川都県境の遊園地「よみうりランド」周辺が激変しています。谷から山の上へ駆け上っていた坂は完全に埋められ、その上では“新球場”が建設中。さらに、隣の住宅街ともつながります。

激変の都県境、さらに変わるぞ!

 東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる遊園地「よみうりランド」の北側は、ここ数年で道路が付け替えられ、風景が一変しました。そして、周辺の土地開発とともに、道路ネットワークがさらに広がろうとしています。

Large 20240803 01
埋め立てられた「ランド坂」跡に出来た新道路。2024年1月の供用直前(乗りものニュース編集部撮影)。

 京王よみうりランド駅(稲城市)から南へ、都県境を越えて遊園地に通じる「よみうりランド通り」は、2021年に「稲城よみうりランド坂トンネル」経由の新ルートへと付け替えられました。ループ状のトンネルを駆け上がり、いまはまだ荒涼とした光景が広がる造成地へ出るという、特異な線形に生まれ変わりました。

 それまで「ランド坂」と呼ばれていた、低い谷筋から急勾配のヘアピンカーブを経て、遊園地のある丘の上へと一気に駆け上がる旧道は、付け替え後に埋め立てが行われ、完全消滅。2024年現在、かつての坂はトンネル上の造成地とほぼ同じ高さになっています。

 そこへ建設が進んでいるのが、プロ野球・読売ジャイアンツの新球場です。谷が埋め立てられた部分には、国内初となる「水族館一体型の新球場」を核とした「東京ジャイアンツタウン」が形成されます。

 さらに、このジャイアンツタウンのエリアと、その西側で造成が進んでいる住宅エリアがつながることで、道路ネットワークもさらに拡張されます。

 もともと、ランド坂の付け替えや東京ジャイアンツタウンは、この「南山」と呼ばれる地域一体の土地区画整理事業の一環です。昭和の多摩ニュータウン開発から取り残され、長らく手付かずの山林だったエリアがいま、大規模に「開拓」されているのです。

【ここ東京!?】よみうりランド周辺の開発地&新道路(地図/写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. 東京のベッドタウンにできた「道の駅」ウワサ通りの大盛況! 海ないのに「海産物がうまい!」…それこそが人気の秘訣?
  4. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開
  5. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?