お値段100万円! 次世代「電動モビリティ」都内で披露 2025年から販売予定
最高速度60km/hまで出るそう。
チョイ乗りに特化したマイクロモビリティ
新興モビリティメーカーのKGモーターズ(広島県広島市)は2024年8月8日、開発中の超小型EV「mibot(ミボット)」のコンセプトモデルを東京都世田谷区二子玉川の蔦屋家電で公開しました。
同車は、1人乗り・短距離移動に特化した超小型のEVで、車両区分上は「ミニカー(マイクロカーとも)」になります。車体サイズは全長2490mm、全幅1130mm、全高1465mmで重量は430kg。電動モーターで駆動し、最高速度は60km/h、航続距離は100km(社内計測値)、最大積載量は45kgとなっています。
搭載バッテリーは家庭用電源のAC(交流電気)100Vを使って、5時間で満充電になるとのこと。小型なうえ軽量であることから、環境性能に優れており、なおかつ原付ミニカー規格のため車検不要で税金も原付並みと安く、任意保険もファミリーバイク特約の適用が可能など、コストパフォーマンスに優れているのが大きな特徴です
車内装備も、オートマチック変速機であることはもちろん、エアコンやシートヒーター、ワイパーなどを標準で装備するほか、速度や車内温度設定などはハンドル脇に備えたディスプレイモニターで見やすく集中表示されます。
気になる車両価格は100万円(税込み)。なお、送料は別途必要で会社が所在する広島県内なら1万円、東京都で4.3万円(離島は除く)だそう。また登録諸費用がこれらとは別にかかります。
KGモーターズでは2024年度中に量産試作車を20台ほど製作し、2025年度中に300台を製造し販売を始める予定です。また2026年度には本格量産へと移行し3000台生産することで原価ダウンを見込んでいます。
なお、2024年8月より一般予約を開始するとしており、2024年12月には本申し込みを締結し、2025年12月ごろより広島県と東京都のユーザーを対象に優先納車を始める計画です。
【了】
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