「飛行機から花火ぶっ放す驚愕のショー」なぜ可能? 大迫力のその様子…日本では実施ムリ?

北米やヨーロッパでは、イベントで飛行機から花火を射出しながら会場上空をフライパスさせるといったようなことを行います。なぜ、そのようなことが可能なのでしょうか。

日本でやるには「改革」が必要?

 ホームビルド機が、夜間にしかも花火を射出しながら華麗な飛行を観衆の前で繰り広げる光景を目の当たりにすると、航空先進国ではホームビルド機が完全な実用機として使用されていることが実感できます。

Large 20240817 01
エア・ヴェンチャーで行われた花火大会(細谷泰正撮影)。

 これは航空法や安全基準だけでなく、認証体制、検査体制などが整備され機能している証拠です。2020年代においても、ホームビルド機をいまだに実用航空機として認めていないわが国とは、一世紀の隔たりがあると筆者(細谷泰正:航空評論家/元AOPA JAPAN理事)は捉えています。

 またアメリカでは、2025年に航空法の大規模改正が施行される予定で、小型機の分野では画期的な規制緩和が実施に移されることがすでに公表されています。このままでは日本はますます取り残されていくでしょう。

 さて、本題に戻ります。航空機を使用した花火大会は毎年、春(3月末から4月上旬)にフロリダ州レイクランドで行われる「サン・ン・ファン航空ショー」と、夏(7月下旬)にウィスコンシン州オシュコシュで行われる「エア・ヴェンチャー」が有名ですが、夏になると全米各地で行われています。飛行機を使用した夜間航空ショーは、飛行機ファンでなくても十分楽しめるものとなっているのです。

【了】

【写真】幻想的すぎ! これが「本気の飛行機からの花火発射」です

Writer:

航空評論家、各国の航空行政、航空機研究が専門。日本オーナーパイロット協会(AOPA-JAPAN)元理事

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  3. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  4. バス運転士「辞めないで」 東京都が“給与の手当”を10年間補助! 独自の定着支援で「路線廃止」を防ぐ
  5. 海自「イージス艦の相棒」が火を噴いた!ミサイル発射の瞬間を防衛省が公開 “強力な防空能力”を持つ汎用護衛艦
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開