この「個室感」よ…! ウィラー夜行バス最新シート「ドーム」の実力 車内はカニ歩き “居住性”に全振り!?

ウィラーエクスプレスが運行する高速バスで最新の3列シートが「ドーム」です。1+2列配置ながら1+1+1列配置を上回り、個室バスに近いプライベート感があります。居住性はどうでしょうか。

1+2列配置の「ドーム」

 数ある交通機関でも、長時間乗車が前提となる夜行高速バスは、限られたスペースの中で快適性を追求する必要があり、座席などの改良が進んだ乗りものです。筆者(安藤昌季:乗りものライター)は鉄道座席に座ることをライフワークとした座席鉄ですが、特に夜行高速バスの座席は、鉄道の上を行く進化をしていると感じることも多くあります。

 

 そうした夜行バスの中でもウィラーエクスプレスは、これまでも斬新な座席を誕生させてきました。今回は同社が2023年に最新の3列シートとして登場させた「ドーム」を取り上げます。

Large 20240901 01
ウィラーエクスプレスが運行する最新の3列シート「ドーム」(安藤昌季撮影)。

 夜行バスの3列シートは、座席のあいだに通路を挟んだ1+1+1列配置が主流ですが、「ドーム」は前作「リボーン」と同様に、1+2列配置です。1+1+1列の方が隣に座る人がいないため、プライベート感に優れますが、1+2列配置は通路が少ない分、1人当たりの幅を広くしやすいのです。

 例えばウィラーでも、1+1+1列の「ラクシア」は座席幅51.5cm、肘掛けを含めて57cmですが、1+2列の「ドーム」は、バックシェルで座席が覆われた半個室形状なのに座席幅55cm、シェル内の内幅が57.8cmとより広いわけです。

 実際「ドーム」はバックシェルがあるため、前席の乗客はほぼ見えません。横には大型の仕切りもあり、隣接する乗客もほぼ見えませんが、さらに頭の部分を覆うフード「カノピー」があるため、1+1+1列バスでプライベートカーテンを展開した以上の“個室感”があります。カノピーの裏には、スマートフォンのホルダーがあり、挟み込めば車内の減光後もスマートフォンを見ることができます。

個室感◎! これが「カノピー」を展開した様子(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  3. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  4. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  5. バス運転士「辞めないで」 東京都が“給与の手当”を10年間補助! 独自の定着支援で「路線廃止」を防ぐ
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開