知られざる「自衛隊の万事屋」に突撃! 隊員なら必ずお世話になる組織「ファントムII」にも会えるぞ

「チホン」の略称で知られる自衛隊地方協力本部。自衛官なら入隊前の採用試験から退職後の再就職先まで何かとお世話になりますが、一般人にはほとんど馴染みありません。そんな「知られざる組織」を突撃取材して決ました。

貴重な「ファントムII」に触れる場所

 さて、神奈川地本は横浜中華街のすぐそばという立地のため、観光の途中に気軽に立ち寄れる隠れた自衛隊スポット! 建物内には、自衛隊の活動や制服などが展示された広報室が用意されているので、イベントに行かずとも自衛隊を深く知ることができます。

 筆者(たいらさおり:漫画家/デザイナー)も広報室は初めて入ったのですが、小ぶりな会議室ほどの広さにビッシリと模型が展示されているではありませんか!

 陸海空にわたって満遍なくズラリと並んだ模型の数々に、思わず圧倒されてしまいました。担当者によると、これらは有志によって寄贈されたものだそう。これなら実物の装備品がなくても目で見てイメージしやすいです。

 なかには過去に活躍した艦艇や退役したものもあり、歴史も踏まえて理解できるのがいいですね。自衛隊というと航空機はすべて空自の管轄だと思いがちですが、実は陸自や海自でも運用しているので、それぞれ用途や塗装の違いなどで陸海空を見比べてみるのも面白いかも。

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横浜市中区にある神奈川地方協力本部の本庁舎(乗りものニュース編集部撮影)。

 さらに神奈川地本では、かつて空自で活躍したF-4「ファントムII」の操縦桿やスロットルを動かすことができます。「ファントムII」はいまだに人気のある機体、引退すると聞いて写真を撮りに行った人も多いハズ。神奈川地本に来れば、まだ会えますよ!

 私は海自オタなので、艦艇の模型にまず食いつきましたが、F-4「ファントムII」の操縦桿に触った瞬間、興奮しすぎて広報の隊員さんに若干引かれたような……。広報担当者の口から出た「こんなに食いつかれたの初めてです」というコメントは、褒め言葉だと思うことにします。

 そんな神奈川地本のボスは、練習艦「かしま」の艦長を務めたこともある大谷三穂1等海佐。女性自衛官としてさまざまなキャリアを積んだ彼女を取材しに、この場所を訪れたのですが、思いがけない場所で興奮してしまいました。

 大谷1佐にも、タイミングが合えば神奈川地本を訪れた際に会えるかもしれませんよ。

【了】

【中華街の近く!】入場無料で楽しめます 神奈川地本の広報室に行ってみた(マンガを読む)

Writer:

漫画家・デザイナー。夫のやこさん、娘のみーちゃんと暮らすのんきなオタク。海自にはまってからあれよあれよと人生が変わってしまった。著書「海自オタがうっかり『中の人』と結婚した件。(秀和システム)」「北海道民のオキテ(KADOKAWA中経出版)」各シリーズ発売中。

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