もはや“常磐道チョイ乗り”専用IC!? フル化する「三郷料金所スマートIC」の使いみち 鬼渋滞の回避テク大進化!?
常磐道を「乗ってすぐ下りる」 下り出口の使い道は?
では、首都高や外環道から常磐道に入って「すぐに下りられる」ようになる三郷料金所スマートICの下り線出口は、どのような使い道があるでしょうか。周辺にはすでに、三郷IC、外環三郷西IC、三郷中央ICなど、高速道路の出口が多くあります。
三郷料金所スマートICの下り線出口は、前出した三郷流山有料道路を介したTX沿線へのアクセスのほか、多数の大型商業施設への新たなアクセス路になりそうです。
この近くには、ららぽーと新三郷やコストコホールセール、IKEA、イオン吉川美南といった大型商業施設があります。これら施設と、外環道の並行道路にあたる国道298号との間は慢性的な混雑が発生しています。
三郷料金所は、これら施設の“裏手”に広がる田園地帯の中にあります。また、スマートICが接続する県道越谷流山線は、日本最大級の商業施設であるイオン越谷レイクタウンにも通じています。
スマートICの下り線出口は県道越谷流山線よりもやや北に接続しますが、渋滞する国道298号側からではない商業施設へのルートができるかもしれません。
なお、三郷市によると市内の企業立地が増加しているほか、料金所周辺で吉川市と新たな産業基盤づくりを計画していることから、スマートICの整備で企業立地の促進や地域活性化が期待されるとしています。いまはまだ、のどかな料金所周辺も、これから変貌していくようです。
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