人口最少の県が「いちばん月に近い場所!?」日本唯一の研究拠点「何もない」イメージ覆るか?

東京ビッグサイトで開催された「国際航空宇宙展2024」に鳥取県がブースを出していました。ハナシによると鳥取砂丘で月や宇宙の研究を進めようとしているとのこと。ひょっとしたら将来、観光地から宇宙産業の拠点へイメージを一新しているかもしれません。

ラクダで有名な観光地で宇宙開発

 鳥取砂丘といえば日本有数の海岸砂丘として有名な場所で、日本国内でありながらも砂漠の雰囲気とラクダに乗れることで有名な観光地です。そんな国内有数の砂丘地帯が、なんと月面宇宙開発の拠点として利用される動きがあるそうです。「砂丘」と「月面」という意外すぎる組み合わせのコラボレーションを生み出したのは「砂」です。

 2024年10月16日から18日にかけて東京ビッグサイトで開催された「国際航空宇宙展2024」に鳥取県がブース出展し、現在行っている鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」をPRしていました。

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ブリヂストンの月面探査車用のタイヤの試験の様子。車体後方に取り付けられた銀色のタイヤが「AirFree」(画像:鳥取県)。

「ルナテラス」とは、鳥取砂丘の近郊に設けられた月面を模した試験場で、月面探査車をはじめとした宇宙で使用する機器の実証試験を行うことができるそうです。

 観光とラクダのイメージが強い鳥取砂丘が、宇宙開発を通じて月面とつながるというのは一般人にはなかなか思いつかない壮大なプロジェクトといえるでしょう。実は、鳥取県は夜空がきれいに見えることから「星取県」と自称して宇宙とのつながりをPRしており、前出のプロジェクトも宇宙開発のテストフィールドを開設することで、県内の宇宙産業育成と地域振興を目的としています。

 ただ、出展ブースにいた担当者の説明によると、プロジェクトのきっかけはかなり単純なものだったようです。

【写真】これが鳥取県の宇宙産業拠点「ルナテラス」&月面探査ローバーです

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