傑作アニメが大いに影響「超絶オシャレなキッチンカー」の代名詞的存在とは? 所有者“ならでは”の苦労も

オシャレなキッチンカーとして使われることの多いシトロエン「Hトラック」。そのイメージを確立したと言われているのが、1980年代の人気アニメ『魔法の天使クリィミーマミ』だとか。しかもクレープの全国的な普及にも貢献したそうです。

シトロエン「Hタイプ」その使い勝手は?

 こうして『クリィミーマミ』の放送時期には、正規輸入されていなかったシトロエン「Hタイプ」ですが、その愛らしく外車然とした外観ゆえにアニメやマンガ、映画などで多用されるようになっていきました。

 とはいえ、「Hタイプ」はキッチンカーとしての使い勝手はどうなのでしょうか。そこで、その中のひとつである東京都町田市の『Caffe la Macchina(カフェ・ラ・マッキナ)』を営む草薙紀明さんに話を伺ってみました。

 草薙さんにまず『クリィミーマミ』のことを知っているか聞いてみると、「子供の頃に『クリィミーマミ』を見た記憶があります。2011年にクレープ店を始めたときに『クレープ店と言えばこのクルマ』というイメージを持つお客様が多いことから「Hタイプ」で開業しました」との答え。

 そこで、肝心のシトロエン「Hタイプ」の使い勝手について質問したところ「デザインに一目惚れしてこのクルマを手に入れたのですが、普段走らせるには左ハンドル&3速MTで視界も狭く、ステアリングも重いうえ、古いクルマなのでスピードが出ないこともあって運転は疲れます。ただ、荷室が広いので営業するのに重宝しています」とのことでした。

Large 20241115 01
マルイシティ横浜で2024年11月17日(日)まで開催中の『クリィミーマミ40周年記念展』。全国巡回のこのイベントも横浜で最後だ(山崎 龍撮影)。

 なお、一説によると、昨今の日本国内におけるキッチンカーの隆盛に伴い、並行輸入された中古の「Hタイプ」は増えているとか。こういう動きを見ても『クリィミーマミ』が作り上げたイメージは偉大だったと言えるのかもしれません。

 ちなみに、「Hタイプ」とともに日本にクレープを普及させた『クリィミーマミ』は、2023年に放送40周年という節目を迎えました。現在、マルイシティ横浜では「魔法の天使クリィミーマミ 40周年記念展」を開催中です(11月17日まで)。興味のある方はこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

【了】

【レトロだけど中身は最新!】これが新車で買えるイタリア製「Hトラック」です(写真)

Writer:

「自動車やクルマを中心にした乗り物系ライター。愛車は1967年型アルファロメオ1300GTジュニア、2010年型フィアット500PINK!、モト・グッツィV11スポーツ、ヤマハ・グランドマジェスティ250、スズキGN125H、ホンダ・スーパーカブ110「天気の子」。著書は「萌えだらけの車選び」「最強! 連合艦隊オールスターズ」「『世界の銃』完全読本」ほか」に

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  3. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  4. 神奈川県警の“バイクは自転車レーン走るな”投稿にツッコミ殺到! 「自転車にも車にもバイクにも迷惑です」…何が問題に?
  5. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開