都が長期ビジョン発表 どう変わる東京の交通 地下鉄新駅も

「三環状」で変わる東京

●三環状道路(圏央道・外環・中央環状)の整備

 首都高速中央環状線の全線開通で、新宿~羽田空港間の所要時間は40分から20分に半減する見込み。2014年度の実現が目標。

 東京外環自動車道の大泉IC~東京IC間を整備し、関越道と東名高速を接続。環状8号線経由で60分を要していた同区間が12分と、5分の1に短縮される。2020年までの実現が目標。圏央道についても2020年までにおおむね開通させる。

 また圏央道内側エリアの高速道路料金体系について、2016年を目標にシームレスな料金体系を構築する。

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東京を囲む「三環状道路」(内側から首都高速中央環状線、外環道、圏央道)。これらが開通すると都心を通らず移動できる(資料:東京都)。

●オリンピック・パラリンピック関連道路の整備

 2020年までに環状2号線(虎ノ門~豊洲間)、首都高速晴海線(豊洲~晴海間)などを開通させる。

●幹線道路ネットワークの形成

 首都高速湾岸線と並行し、お台場と大井を結ぶ国道357号東京港トンネルを2018年度までに開通させる。また2024年度を目標に多摩南北道路をおおむね完成させ、多摩東西道路についても2024年度までに約8割完成させる、など。

●連続立体交差事業により累計446ヶ所の踏切を除却

 京王線の笹塚~仙川駅間など、現在およそ1070ヶ所ある踏切を連続立体交差化することによって、道路ネットワークの形成を促進する。2024年度までの実現が目標。

 今回発表された「東京都長期ビジョン(仮称)」は中間報告です。これに対し寄せられた意見を踏まえ、2014年内に都政運営の新たな指針となる「東京都長期ビジョン(仮称)」が策定される予定になっています。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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