ローカル路線バス乗り継ぎの旅 もっと早く兼六園に着けた?

1月3日に放映されたテレビ東京の人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」第19弾。旅人一行は滋賀県の近江今津駅で悩んだ末、福井県の小浜駅へ向かいました。実はそこで違う選択をしていたら、もっと早く、しかも楽に目的地に到着していたかもしれません。

見ているほうもハラハラする旅番組

 人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の第19弾が2015年1月3日(土)、テレビ東京系列で放映されました。タレントの太川陽介さん、蛭子能収さんと「マドンナ」1人の3人で、目的地まで路線バスだけを乗り継いで旅をするという番組です(今回のマドンナはマルシアさん)。

 時刻や路線などをインターネットで調べるのは禁止。バスの営業所や運転手、観光案内所などからその場その場で情報を収集し、目的地へたどり着けるルートを探り、悩みながら旅をしていくことから、ゲーム性を持っているのがこの番組の大きな特徴になっています(※以下、番組の内容についてのネタバレを含みます)。

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あわら湯のまち駅で発車を待つ京福バス(2007年12月、恵 知仁撮影)。

 今回放送された第19弾は、大阪城(京橋)から石川県金沢市の兼六園を3泊4日で目指すというもの。この旅のなかでも、一行を大いに悩ませたポイントがいくつもありました。特に2日目、マキノ方面行きのバスに乗るか、小浜駅行きのバスに乗るか迷った滋賀県高島市の近江今津駅は、もっとも大きな運命の分かれ目だったかもしれません。

 番組で一行は結局、近江今津駅から小浜行きのバスに乗車。4日目の18時52分に目的地の兼六園へ到着しました。しかしそこでもしマキノ方面行きのバスに乗っていたらどうなっていたのか、検証してみました。

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コメント

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3件のコメント

  1. 「県境の山道を徒歩10km」で、今までさんざん苦労してきたので、小浜行きは正しい選択だったと思いますよ。太川さんと蛭子さんには、今までの18階の旅でつちかった豊富な引き出しがあります。今回はその使い方も適切だったと思いますね。
    それから余談ですが、こちらはテレ東ネットのない地方で見ていますので、放送は1ヶ月遅れでした。3月になりコメント欄が出来て初めてこの記事を見たというわけです。今後はその点にもご配慮をお願いしたいですね。

  2. 滋賀県北部在住の者ですが、国境から疋田までの道路は大型トラックがたくさん通り、また歩行者の逃げ場もないため、敦賀以北でもあったようにロケ車移動になってたかもしれませんね。ただ、かなり早く着いてたとは思います。あと、もし琵琶湖の東のルートを通ってたらどうなってたかというのも気になります。

  3. 近江塩津から敦賀へも小浜へも同じような峠越えが想定される状況、かつ、小浜と敦賀は海沿いを移動できる可能性がある、そして、敦賀へ行くには峠を10km歩かなければならないのに小浜へはバスで行ける。
    この条件であれば、ほとんどの人が小浜行きを選択すると思います。

    あと、
    >しかし近江今津駅で小浜ではなくマキノ方面へ向かっていたら、次の合計およそ16kmで済んでいます。
    これは強引すぎるでしょう。
    予約必要な乗り合いバスに乗るとか、ワープを有効活用して歩きを削減するとか…