強制逆向き列車の恐怖 現在は

朝、いつもとは逆の列車でどこかへ行ってしまいたいという、多くの人が抱いたことのあるだろう願望。やりたくてもなかなか難しいですが、かつては強制的にそうなることも多かったといいます。

目覚めれば埼玉のはずが日本海

 出勤途中のサラリーマンに逆向きの列車に乗ろう、休みを取っちゃおうと誘惑する番組が2014年7月27日(日)、テレビ東京で放送されました。確かに朝、ホームへ立って会社に行きたくないなぁ、反対の列車に乗って海でも行きたいなぁと思う気持ち、共感する人は多そうです。

 とはいえ、そう思ってもなかなかできるものではありません。だからTV番組になるのでしょうけれども、「強制逆向き列車」ともいえる体験をしたことのある人を、時折見かけます。

 東京都内に勤務する埼玉県熊谷市在住の男性は、そのときの様子を次のように語りました。

「電車に乗ったらすぐ寝ちゃって、気がついたら、車窓に海が見えたんですよ。埼玉へ帰るのに、海が見えるはずないじゃないですか。海無し県ですよ? 夢なのか、なんなのか、軽くパニックになっていると電車が駅に停まって、書かれていたのは「直江津」という文字。一気に目が覚めました」(40代男性・埼玉県)

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海のない埼玉県民に日本海を見せてくれた夜行急行「能登」。

 都内の勤務先から埼玉県熊谷市の自宅へ帰るにあたって、上野駅を23時過ぎに発車する金沢行き夜行急行「能登」に乗車。気がつくと朝で、日本海側にある新潟県上越市の直江津駅で、強制的に海を見る羽目になったそうです。「強制逆向き列車」というか、自業自得ですが、睡魔の怖さはご存じの方、多いと思います。

 この夜行急行「能登」は2010年3月のダイヤ改正で臨時列車化され、現在は事実上の廃止状態ですが、毎日運転されていた当時は帰宅に利用する乗客も多く、平日は熊谷駅や群馬県の高崎駅で大勢の下車がありました。そして帰宅者を強制的に「旅」へ連れ出す列車として、その経由路線である高崎線(大宮~高崎)沿線や鉄道ファンのあいだでは結構、有名でした。

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コメント

2件のコメント

  1. タイトルに偽りあり。

    「逆向き列車」じゃなく「長距離寝過ごし列車」じゃん。しかも「強制」でもなくて「自業自得」。

  2. 長岡で向きが変わるっていう意味じゃ?

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