JR東日本と「B-1グランプリ」が連携、その意味は 常設公認店、高架下に
秋葉原駅周辺での食事場所が増えることになりました。JR東日本の秋葉原~御徒町間で行われている高架下再開発でこの夏、「B-1グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」がオープン。各地のご当地グルメが食べられるようになる予定です。またJR東日本によると、その目的として「地方創生」があるといいます。
実際に現地へ足を運んでもらうために
秋葉原~御徒町間の高架下に、「B-1グランプリ」の常設公認店として「B-1グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」がオープンすることになりました。2015年4月7日(火)にJR東日本と、その100%子会社であるジェイアール東日本都市開発が明らかにしたもので、今年夏の開業を予定しているそうです。
「B-1グランプリ」とは、ご当地グルメを活用した全国各地のまちおこし団体による共同PRイベントで、ご当地グルメを通じ地域ブランドを高め、地元に来てもらおうとする活動です。都内にその常設公認店が設けられるのは今回が初。JR東日本はその開設目的に「地方創生」を挙げており、「鉄道事業と連携することで、実際に現地に足を運んでいただきたい」という願いを込めているそうです。
場所は秋葉原駅の電気街口から御徒町駅方面へ徒歩約3分の場所。開業当初は、愛Bリーグ(ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会)加盟団体のうち14団体が食堂を監修。この監修団体は、愛Bリーグ加盟70団体が順次入れ替わる方式になるといいます。
JR東日本は秋葉原~御徒町駅間で「AKI-OKA計画」という地方創生、地域活性を目指した高架下の再開発を進めており、今回はその「第三章」。「秋葉原~御徒町駅間の回遊性を高めていく」としています。ちなみに「第一章」は、2010年に開業した「2k540」という「ものづくりの街」。「第二章」は2013年に開業した「ちゃばら」という、「全国の逸品を集めた食のテーマパーク」です。
【了】
コメント