電車ゴッコ世界大会、寝台特急「北斗星」が優勝

2027年に超電導リニアの駅が設けられる予定の神奈川県相模原市で、「リニアに挑戦! 電車ゴッコ世界大会」が開催されました。同市発祥というこの競技、いったいどんな内容なのでしょうか。またそこには12年後に実現する超電導リニアという「夢」に向けて、子どもたちに思い出を作ってほしいという願いもありました。

優勝チームの切実な悩み

 これら3種目が行われ、寝台特急「北斗星」を運転した「相模原地区小学生バレーボール連盟 富士見ジュニア」が優勝しました。実は2種目目までは別チームが優位でしたが、たまたま3種目目の競技が得意のバレーボール。逆転勝利になったそうです。ちなみに「富士見ジュニア」はメンバーが少ないことが悩みといい、優勝インタビューでは「ぜひ一緒にバレーボールをしませんか?」と切実に訴えていました。

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ほかのチームより2倍以上多くラリーを続け、逆転勝利した「富士見ジュニア」(2015年5月10日、恵 知仁撮影)。

 また「相模原市消防団 女性分団あじさい隊」は、大人チームらしく各競技で好成績を残していたのですが、なんと、使っていたダンボール製のD52形蒸気機関車を破壊。この「電車ゴッコ」競技では「電車」を落としたり壊したりすると減点になるため、実はトップだったものの、3位になってしまったそうです。ちなみに壊れたD52形蒸気機関車はガムテープで応急修理され、そのまま競技に使われました。

 好天のもと、大人から子どもまで参加して行われた相模原発祥の「リニアに挑戦! 電車ゴッコ世界大会」。実行委員長の八木さんは今後の計画については未定としながら、「2027年に超電導リニアが開業したとき、『12回目』を迎えていたいですね」と目を細めていました。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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