東京メトロの発車メロディ 神田駅は「お祭りマンボ」、九段下は“あの名曲”

全路線への発車メロディ導入を進めている東京メトロ。銀座線の神田駅には美空ひばりさんによる往年の名曲「お祭りマンボ」が採用されました。また東西線の九段下駅には、“あの名曲”が流れます。

神田の地名が歌詞に盛り込まれている「お祭りマンボ」

 東京メトロは2015年5月14日(木)、銀座線の発車メロディについて、6月16日(火)から順次拡大していくことを発表しました。

 銀座線は2017年に迎える開業90周年、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」を見据えて、浅草~渋谷の全駅でリニューアルを進めており、今回の発車メロディ拡大はその一環で行われます。

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東京メトロ銀座線用の1000系電車(画像提供:東京メトロ)。

 東京メトロによると「お客様により一層の愛着をお持ちいただけるよう」との意図で、16日の田原町駅を皮切りに、17日・稲荷町駅、18日・上野広小路駅、19日・末広町駅、そして20日に神田駅と、拡大していくそうです。

 神田駅で使用されるのは、美空ひばりさんによる往年の名曲「お祭りマンボ」。この曲には、神田の地名や下町のお祭りが歌詞に盛り込まれており、それが選定の理由になっています。

 神田駅を除く4駅の発車メロディは、現在進められているリニューアルのデザインコンセプトをモチーフに制作。発車メロディが未導入の銀座線各駅についてはは、駅ごとのデザインコンセプトに合わせ、2016年度末までの導入を目指しているそうです。

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今回発車メロディが導入される区間(画像提供:東京メトロ)。

 また東西線でも、九段下駅で5月21日(木)に爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で ~はるかなる想い~」を導入することを皮切りに、落合駅から西船橋駅方面に向かって順次発車メロディが導入されます。

 東京メトロは現在、銀座線の一部駅、丸ノ内線、有楽町線、副都心線の駅において発車メロディを使用していますが、今後は全路線に順次、発車メロディを導入していくそうです。

【了】

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