なぜ地味なのか首都高上野線 幻のII期計画、謎のルート

まるで盲腸のように、地味に存在している首都高の1号上野線。なぜそうした中途半端な状態になっているのでしょうか。その背景と関係するものが、C2中央環状線に存在していたりします。

首都高の下にマンションを造る案も

 首都高の場合、もともと用地の制約が非常に厳しいので、川床や道路の上など公共用地を可能な限り使っていますから、状況からルート選定の理由が察しやすいのですが、この上野線II期に関しては、見当がつきません。

 2000(平成12)年、私(清水草一)は当時の建設省道路局長に、「高速道路のルートはどうやって決定されるのですか」と、単刀直入に尋ねました、答えは、「私ども(建設省道路局)が関係自治体および関係団体と協議の上決定しています」という、簡単明瞭なものでした。その経緯が明かされることはありません。

 そこには政治的な圧力も含め、さまざまな要素が入り組んでいるはずですが、すべては闇の中。上野線II期の計画立案は昭和30年代で、もはやルート決定の経緯など知る術もありません。

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上野線の終点、入谷ランプ。手前の道路は国道4号線(2015年5月、清水草一撮影)。

 1992(平成4)年、当時の首都高速道路公団は、この上野線II期について、高さ20メートル程度の高架道路の下にマンションを入れ、用地問題と防災対策の一石二鳥の提案をしましたが、その後、立ち消えになりました。1999(平成11)年、私がこの上野線II期工事について公団に取材した際は、「地下化するしかないと考えています」との回答でした。

 いま首都高速道路株式会社にコメントを求めても、「都市計画手続きが行われておらず、弊社としてお答えすることはできません」という、紋切型の回答が返ってくるのみです。

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コメント

2件のコメント

  1. 手書きでいいから、地図を掲示したらいいのに。この人の記事、地図がまったくダメ。もう、読みたくない。

  2. 何やこの記事…おもしろすぎるやろ…

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