しばしば起きる機内出産 妊婦はいつまで飛行機に乗っていい?
今年5月、エア・カナダ機内で乗客が出産し、成田空港に緊急着陸する出来事がありました。妊娠中でも飛行機に乗りたい場合はあると思われますが、はたして出産を控えた妊婦さんはいつまで搭乗できるのでしょうか。またエア・カナダ機では乗り合わせた医師が対応し、事なきを得ましたが、もし医師がいなかった場合、どうするのでしょうか。
「28日」がひとつの境界
2015年5月10日(日)、エア・カナダ機の乗客が機内で出産し、目的地の成田空港へ緊急着陸する出来事がありました。
妊娠し、出産がいよいよ近づいてきたとき「生むのは実家に戻って」という人、また妊娠中に何らかの理由で飛行機に乗らなければならないこと、あるかもしれません。
ですがもちろん、予定通りに赤ちゃんが生まれるわけではありません。はたして出産を控えた妊婦さんは、飛行機に乗っても良いものなのでしょうか。
「制限はありますが、ご搭乗いただけます」(JAL広報部、本多さん)
JALでは国内線の場合、出産予定日を含め8日以上28日以内の妊婦さんは、医師の診断書を提出すれば搭乗可能とのこと。また出産予定日を含め7日以内の妊婦さんも、診断書と合わせて医師の同伴があれば搭乗できるそうです。ただ国際線の場合、出産予定日を含め14日以内だと医師の同伴が必要。ANAも同様の基準で搭乗可能といいます。
「妊娠・出産を経て子育て中のCAも多数フライトしておりますので、安心してご搭乗いただき、何かございましたらお気軽にご相談ください」(JAL広報部、本多さん)
もちろん妊婦さんの状況が第一ですが、普段とは違うことに少し気をつければ、「妊娠しているから」という理由で飛行機の利用を特段不安に思ったり、敬遠する必要はないそうです。ちなみにJALでは乗客に妊婦さんがいる場合、担当するCAはもちろん、それ以外の乗務員も全員がその情報を共有し、優先搭乗やクッションの用意といった対応しているといいます。
そういう問題じゃなく、国際線機上で出産したら子供の国籍選択の自由度があがるんでしょ。今回二人とも失業中。
でもこの人、妊娠してたの知らなかったんでしょう?