池袋駅にふさわしく 東武東上線の発車メロディ、クラシック音楽に
東武東上線池袋駅の発車メロディが、クラシック音楽にリニューアル。その理由は池袋駅にふさわしいこと、癒やしを感じてもらうことといいます。
モーツァルト、ベートーヴェンを採用
東武鉄道は2015年6月14日(日)の始発から、東上線池袋駅の発車メロディをクラシック音楽にリニューアルすると発表しました。
同社は東上線沿線の芸術文化振興を図るべく、これまでも「東武東上線 芸術のまち 池袋 駅コンサート」など各種イベントなどを実施してきたといい、今回の発車メロディリニューアルについても、「東京芸術劇場など、多くの芸術文化資源がある芸術文化創造都市“池袋”の玄関口である駅にふさわしい、芸術文化振興の試みとして実施」するといいます。
そして「癒し」効果があるというクラシック音楽を駅の発車メロディにすることで、多くの人が行き交う駅において、「ひとときの癒し」を感じてもらうことを目的にしているそうです。
「流麗なクラシック音楽のイメージを損なわないよう、アレンジ等は行わず原曲を再現することに努めました」
東武鉄道がそう話す発車メロディの曲目はホームによって異なり、主に急行・準急列車が発車する1・2番ホームはモーツァルト「ディベルティメント K.136より第一楽章アレグロ」、主に普通列車が発車する3・4番ホームはモーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジークより第三楽章メヌエット」、「TJライナー」が発車する5番ホームはベートーヴェン「交響曲第6番『田園』より第一楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポ」とのこと。「TJライナー」は夕方以降の時間帯に池袋発の下り列車で運行される座席定員制の列車で、いわゆる「ホームライナー」です。
またこの日、「TJライナー」の運行7周年記念イベントも合わせて実施されます。5番ホーム付近で「芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー」によるミニコンサートなどが行われるほか、当日の「TJライナー」1号・2号の乗客に対し記念のオリジナルコースターが配布されるそうです。
そして「TJライナー」に使われる50090系電車の50091号編成には、6月12日(金)から25日(木)まで、、池袋駅の発車メロディリニューアルとその7周年を記念したヘッドマークが掲出されます。
【了】
急激に高級ラインにイメージアップを図ろうとしているが、基本的に車掌のアナウンスがまず出来ていない。毎日の様にお客様相談室に電話を入れ、最近はきちんとアナウンスがされてきたが、やはり東武の車両もかなり老朽化しているのが多いので、まず身の回りの整備をきちんとしてからイメージアップをしてほしかった。個人的には前回の発車音楽がとても良かった。
大いに結構。
難しいものではなく、誰もが聞いたことのあるであろう曲を採用したのも正解だろう。
これをきっかけに若年層の方々にもクラシックに馴染んでいただけると大万歳なのだが。