南港ポートタウン線がカラフルに 新型車は7色のバリエーション

4つのコンセプトで開発された新型車両

 大阪市交通局によると、新型車両の200系開発にあたっては「車内居住性・快適性の向上」「従来からの車両イメージの一新」「安全性・信頼性の向上」「省エネ・省コスト化」という4つのコンセプトがあるそうです。

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新型車両200系の内装イメージ。「桜」と「公園」のイメージが取り入れられている(画像出典:大阪市交通局)。

「車内居住性・快適性の向上」については、座席配置の工夫による通路幅の拡大、景観を楽しめる大型窓の採用、新しい空調システムの採用、多言語表示の行先案内表示器設置などが挙げられています。

「従来からの車両イメージの一新」については7色の外観、南港の魅力を伝える情報発信装置の設置などが、また「安全性・信頼性の向上」では情報伝達方式のデジタル化による安全運行の信頼性向上などが挙げられています。

「省エネ・省コスト化」について、新型車両は従来車両より消費電力を約40%削減しているそうです。

 大阪市交通局は「多くの方にご利用していただくことで、『南港に住んでみたい』『南港に行ってみたい』と思えるような、地域の新たな魅力を伝えていきます」と述べています。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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