10号晴海線「脱盲腸」プラン 一般道の計画を首都高に

盲腸のようになっている、首都高10号晴海線。実はC1都心環状線へ接続し、「脱盲腸」の計画があります。そのための構造物が既に存在しているのですが、この構造物、見た目もさることながら、経歴も変わったものでした。

晴海線は都心環状線に届くのか?

 が、この晴海線には、C1都心環状線までの延伸計画があり、都市計画決定もされています。

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1993年に決定された首都高晴海線の延伸計画。築地と新富町に分岐し、都心環状線に接続する予定だった(画像出典:『首都高はなぜ渋滞するのか!?』三推社)。

 計画によれば、晴海ランプの先で首都高は地下へ潜って、勝鬨橋の手前で晴海通りからやや南西側へずれて隅田川をくぐり、築地市場のすぐ横で上り線と下り線が分かれ、下り方向は現在盲腸のように突き出でいる新富町ランプを利用する予定になっています。

 この計画が決定されたのは1993(平成5)年。しかし新富町ランプから先、晴海通りまでの約700メートルの区間(旧築地川の川床)には、はるか以前から蓋をかぶせられたトンネル構造(カルバート)があります。

 トンネルの上は築地川公園で、川床のままの部分はガランとした運動場。バスケットボールのゴールやドッグランが設置されています。入口に金網が張られ未使用のままのトンネルは、まるで都会のミステリーゾーンです。

 ただこのトンネル構造は、見るからに建設年代が古く、1993年の都市計画決定の時期と合いません。

 15年ほど前、この件に関して首都高速道路公団(当時)に尋ねたところ、この部分は「以前東京都が建設したものと聞いています」という回答で、首都高側は関わっていないとのことでした。

 これについて今回、東京都中央区から解答を得ることができました。

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