レモンイエローが導く銀座駅に デザインコンペ結果発表
東京メトロが「銀座駅デザインコンペ」の結果を発表。銀座駅は、地下鉄銀座線を表徴する色のひとつ、「レモンイエロー」に導かれる駅になります。また「歴史」と「先端」という相反する、日本を代表する繁華街「銀座」らしい要素が表現されているのも特徴です。
銀座駅が銀座線を象徴する色に
東京メトロの銀座駅が、レモンイエローに輝くことになりました。
2015年6月18日(木)、東京メトロは「銀座駅デザインコンペ」の結果を発表。最優秀賞に選ばれたのは、「レモンイエロー」を活用した吉岡あずささん(28)の作品でした。
ホームにはレモンイエローのカラーガラスが並び、電車を待つ人々を照らします。地上にある地下鉄出入口にも、レモンイエローのカラーガラスを使用。銀座の街に、駅出入口がレモンイエローで浮かび上がります。また改札にもレモンイエローの光が用いられるなど、駅全体が「レモンイエロー」に導かれるデザインになっているのが大きな特徴です。
「レモンイエロー」は、現在の東京メトロ銀座線が「東洋初の地下鉄」として1927(昭和2)年に開業した当時、その車両1000形がまとっていた色で、2012(平成24)年に登場した銀座線の最新車両1000系もその色を継承。「銀座線」を象徴する色のひとつになっており、「銀座線」を象徴する駅「銀座」もこのたび、その色に染まることになった形です。
最優秀賞を受賞した吉岡さんは京都出身。東京で初めて銀座線の車両を見たとき、その「目が覚めるようなレモンイエローの綺麗な色」の車両に驚いたといい、それを伝えたい、表現したいという思いがあったそうです。
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